カ行

海洋
アニの海洋は、大まかにフルタール、セパタールの二大洋に分類出来る。

ただし、海洋を重視している勢力は実に少ない。人類は海洋資源を利用する術を知らないため船舶すら持たず、飛行できる竜族および神族は海洋を利用するつもりがない。

結果として、魔族が主に海洋を利用していることとなる。故に、詳細な海域名を使用しているのも魔族のみであり、それらは魔界の領域に偏る。

軌道上の悪夢
後の第一次神魔大戦の遠因となった一連の事件をいう。

大きく分けて、『軌道杖疑獄』と狭義の『軌道上の悪夢』の二つの事件が絡み合っている。

軌道杖疑獄
かつての『大消滅』に伴って軌道上に廃棄されていた無限振動炉を回収・処分するために計画された軌道ステーションが、実際には地上攻撃用(主にその対象は人類)の質量兵器であることが露見したスキャンダル。

この事実の発覚によって、神々の各派閥(共存派・孤立派・統制派)の信頼関係は完全に失われる。

軌道上の悪夢
軌道上を漂っていた無限振動炉の一つが唐突に爆発。建設途中であったステーションを直撃し、連鎖爆発を引き起こす。

これによって、軌道上にデブリがはびこり、アニから宇宙への道が閉ざされる。

また、この軌道ステーションには既に質量兵器としての能力が備わっており、この兵器がオカプト大陸に落下。災害規模の被害を引き起こす。

神々の居住地に落ちたことはあくまで偶然であると主張した『統制派』であるが、もちろんそんなことは信じられるわけもなく、魔族の離反と神族の分裂を招くこととなる。

黒森
かつての地球帝国の北部帝国首都を中心とした森林地帯。狂った植物群が多数存在する。

穢れた地
かつての南北地球帝国の首都である、『黒森』と『荒れ野』のこと。いにしえの技術の産物が多く埋もれており、それらが周囲に漏れ出すことで様々な悲劇が生じた。
荒れ野
黒森

ゴットハルト・レマー(▲801~▲737)
地球帝国初代皇帝。元は技師であったと伝えられる。

祝福の都はそもそも移民のための暫定組織であり、正式な国家ではないと主張する一派に感銘を受け、運動に参加。

定期的な選挙の実施などを求めるデモを繰り返す中で、穏健的な運動の実行力に疑いを抱き、自らで新たな組織『地球の栄光のために』を立ち上げ、祝福の都に対する独立運動を開始する。

▲772に居留地三つを説き伏せ、祝福の都に独立を突きつけるが拒否され、▲769には人類共通の財産と見なされていた集積地を少数の手勢で襲い、占拠する。

地球帝国建国後のゴットハルトは、生来のアジテーター気質をフルに発揮し、祝福の都との対立こそが地球を故郷とする者の義務であると説き、民衆をあおり立てた。

ただし、これがどこまで本気であったかどうかは謎である。なぜなら、彼の在位中には小競り合いが一度起こったのみであるからである。

ゴットハルトは祝福の都と地球帝国という明確な対抗軸を作り上げることで、国民の士気を鼓舞し、国家の維持を図ったとも考えられる。

後継者の選定を諸侯と談じる会談の場で、毒殺される。