ヤ
ユ
ヨ
- ヨロイ種
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四足獣の一種。
成体は、まるで鎧を着たような姿となるためにこの名がある。
『鎧』は、汗と共に排出された金属成分が体毛に絡みつき形成されるもので、場合によっては実際に防御機構となるだけの硬度を持つ。代表的な種は以下の通り。
- ヨロイウマ
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運搬に用いられるがっちりとした体つきのものが多いものの、騎乗用途にも適する。
一部の地域では騎乗しての戦闘行為も行われている。 - ヨロイウシ
- 労働用、食肉用、乳用と様々に用いられる。ヨロイヤギと並んでよく見られる種である。
- ヨロイブタ
- 主に食用に用いられる。野生化して森に住むものもいる。
- ヨロイヤギ
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ヨロイ種の中でも特に大地の毒に強い種。そのためか大陸中どこでも飼育されており、野生化したものも存在する。
労働用、食肉用、乳用、騎乗用など。 - ヨロイヒツジ
- 毛が分厚いため、ヨロイ種の中でも特に鈍重である。食肉用。
- ヨロイナシヨロイヒツジ
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ヨロイヒツジの亜種。ただし、こちらが原種との噂もある。
汗として不要物を排出せず、排泄物と乳から主に排出する。このため、オスも乳を出すが、飲用には適さない。
母親は生まれたての子に毒を与えないよう、妊娠後期から絶食する。これらの仕組みが負担となっているのか、一般に、ヨロイヒツジより寿命が短い。これについては、主に浄化されていない土地で飼育されているためだとする説もある。
その毛は、織物に加工され、衣服などに用いられる。